「君と一緒に」の同人誌が読んでみたいと思った話

思うところがあったのでちょっと書いてみた。

改めて自己紹介を書いておくと

・サービス終了したゲームを収集している。

・それらに限らずいろいろなソーシャルゲームスマホゲーを紹介した原稿を集めてまとめた通称「モバクソ本」を2012年から2018年まで紙ベースで、2022年まで電子書籍で頒布していた。

・それがきっかけでねとらぼで2016年からサービス終了した/するゲームや最新のゲームに関するコラムを書かせていただいている。

www.itmedia.co.jp

そんな立場の人間が

note.com


を拝見してどう思ったかというお話。

内容が気になる

 14Pの本で文章が3P、ゲストが4P。この内容で「君と一緒に」がどういうゲームか、なぜサービス終了から10年以上経って「君と一緒に」の期間限定ヒロインを出そうと思ったのか。その思いをそのページ数で伝えているのだろうか。そういうところが気になった。

今のインターネットで知っている人は私だけじゃないかと思う

 とご本人が書いておられるが、恥ずかしながら現在手元にあるサービス終了ゲームリスト1653本の中にこのゲームは入っていなかった。今回調べてはじめてその存在を知り、リストに記載した次第である。そんなゲームの本をなぜ? というのがとても気になるので、ぜひそこを語っていただければと思う。はじめて同人誌を作るに至った決意、このコロナ禍でコミケに参加しようとした理由、4人のゲストにイラストを頼む時どう頼んだのか。正直「1冊目を作るまで」だけでもう1冊本ができるように思える。と言うか俺がその本欲しい。

Twitterで今まで「君と一緒に」について語っていたことはあるか

「ほう、普段あの人がよく言っている古いサービス終了したゲームの話か!」となればもう少し皆興味を持ってくれるかもしれない。俺は10年間サービス終了ゲームの話を続けた結果フォロワーが「怪しいさん! ○○が死んだ!」と伝えてくれるTLを構成できている。それに限らず趣味の話をすると「だと思った」と言われるほどわかりやすい趣味を開陳しているので、そのようなTLを構築できているかと言うのは大きいと思った。

私が今回の本を作ろうと思ったのは、「俺の嫁の魅力を知ってほしい」と思ったからだ。

 なぜそれが10年後になったのか、がとても気になっているので是非その辺りについて伝えてくれる第二弾を作る、あるいはそれらについてこのnoteで語り続けてくれれば幸いだと思う。「君と一緒に」について検索してもどんなゲーム化の情報はほとんど出て来ない。これだけ思い入れがあるのならきっとどんなゲームなのか。その期間限定イベントはどんなものだったのか。サービス終了を聞いたときの気持ちはなどなど色々あると思うので、是非それを語ってほしい。キャラクターの魅力を語る前に、その土台がどういうものだったか、まずその説明からしてもらえると皆それがどういう作品なのかわかりやすいと思うのだ。そのうえで、10年分の思い入れがどのようなものか、それを語って見て欲しい。

 人に何かを教えられるほどえらい人間でもないが、サービス終了ゲームについて語る人を見つけた喜びのあまり勢い余ってしまったので。そもそも元々の本を拝読していなので、その時点でどうこう言うのはマナー違反かなと思うのだが。

追記:本の内容が公開されたので拝読しました。やっぱりゲームに対する説明とそのゲーム、そのキャラに対する思い入れを語るパートが欲しい。そして。

www.pixiv.net

CGの公開については引用の範囲内であれば誰も文句は言わなかったと思うだけに残念でならない。後、だれも知らないようなゲームがこういう形で知られてしまい、このような意見が作者氏に届いてしまったこと、それもまた残念でならない。